先取り学習に関する私見

先取り学習に関する私見

小1の時から父に叩き起こされてNHKの基礎英語と算数を強制的に勉強していた私は小1時の肺湿潤を患って3ヶ月も入院したことが原因となって勉強で頭角を現す以外に道はありませんでした。

みんなが自由に楽しそうに活動できる体育、家庭、図画工作は全て小3までかかりつけ医に禁止されていたからです。だから、4教科を学ぶことが唯一の私の代償行為だったのです。

父親は軍隊時も役場でも経理が専門だったので私の最初の算数の先生で植木算など超得意で小学生の頃は煙に巻かれていたと記憶しています。

でも、小3担任の近藤柱石先生に時間の使い方の大切さと読書の重要性を教えてもらった以降は運動能力以外でメキメキと実力をつけていき、級友から「博士」とあだ名をつけらました。

しかし、中学生になり勉強のスピードとボリュームが上がると流石の父親も数学や英語には手が出せなくなりました。

旺文社の『中学生の勉強法』という本を父から買ってもらい、そこに書かれていた先取り学習を始めたのもその頃です。

数学と英語だけでしたが、教科書をもらうと1冊の全範囲を夏休みまでに全部予習してしまうという手法です。

やり方は実に簡単。教科書を読んでいきながら分かる分からない、出来る出来ないをチェックして授業中にしっかり学ぶというスタイルです。

そして授業を聴いても分からなかった部分を授業後に職員室まで押しかけ先生を質問攻めにするという私流でした。

一方で父は自分で教えられなくなると数学の家庭教師を雇って休日にその先生に教えさせる猛特訓方式も取り入れました。

このやり方は高校生になっても猶興館数学の教科担任ではない林博先生に代わりましたが、高卒まで続きます。

古き良き時代の思い出ですが、私は何時も先取り学習を父親の特訓以来誰からも邪魔されることなく続けることが出来たのでとても満足しています。

だから、74歳に至る今もこのネットの普及もあって知識欲や好奇心が益々加速度的に増してきているように感じる昨日今日です。

この新聞記事は「主体性」がテーマでしたので、私の我田引水で終わりました。読んで頂いた皆様、誠にすみません。

これからも死ぬまで先取り学習を続けます❣️👍

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