30歳から始めた健康法を50歳代で「引き算式健康法」に改めた過程を公開いたします‼️
- 2022.05.17
- その他
西洋医学、薬、サプリメントなどに頼る「足し算的なアプローチ法」ではなく、「引き算式アプローチ法」に至った過程です。少々長くなりますがお付き合いください。
日頃の生活習慣や食生活などにおける健康上マイナスになる原因や要素を研究しながら自分の体で人体実験を繰り返しながら良かったものは継続し、悪かったものは止めることで自分にベストな方程式を探していくやり方です。
こんなことを始めた最初のきっかけは、長崎日大で寮生指導をしていた時の素朴な疑問からでした。
寮生活は集団生活なので時間でルール(つまり寮則)により運営されていきます。だから、当然寮生に対しては憂き嫌いの感情で指導するのではなく、ルールにより指導していました。
例えば、一斉清掃時間、学習時間などをサボっている寮生がいたら当然注意をします。しかし、クラブ生はぎりぎりで帰寮して間に合う者もいて、一律一辺倒にはいけませんので情状酌量しながら指導します。
我慢に我慢を重ねながら指導しているのに素直に従う子がいるかと思うと、不平不満を口にしながら反抗的態度で応じてくる子がいて大層手を焼いていました。
そこで、素直に応じる寮生と反抗的な寮生たちを比較研究するため、部屋に戻った後、どんな食べ物や飲み物を摂っているかの傾向を長期間観察してみることにしました。
すると、明らかな差異が認められたのでした。素直な子たちは寮生活で不足がちなカルシューム分やミネラル分を補うため親からの差し入れてもらったり自分で買い求めて補充していたのです。
一方で「イライラカッカ」するグループの子たちは、炭酸飲料はがぶ飲みするし、カップ麺などのジャンクフードは食べ放題する実態が分かってきたのでした。
でも、それが個人的な思い過ごしなのか、それとも学問的な裏付けがあるのかを検証しなければいけないと考え、書籍を探し続けました。
そうしたら、菅原昭子氏の『非行は食べ物が原因だった』という書籍を見つけることができ、貪るように耽読したものです。
分かったことは、「砂糖や炭水化物(糖質)」の摂り過ぎが原因で意識裏腹に感情が先行して暴走的な言動に繋がっているということでした。これで私の仮説が正しいことが裏付けられました。
そんなことが分かると、我が家でも食生活の大幅な改善に踏み切りました。長女は生まれて直ぐは家内と単身赴任で対馬生活をしていて飲食まで気がける余裕がなく、そのことが原因でアトピー気味でした。
一方、長男は4年後の生まれであったのと私が転職して長崎日大に奉職し始め安定した食生活になった頃に成長期になっていたため、かなり改善の余地を残していました。
そういう経過で我が家は事後も私の様々な試行錯誤が続いていきます。次に私が目覚めるには少々時間を要します。男性の40歳代は働き盛りになり、様々な社会的な役割分担も回ってきます。
また、私のように自ら私的な会合まで作り仲間と飲み歩く機会も増えていきました。その期間はわずか7年という歳月でしたが、41歳までは62kgぐらいだった体重が何とピークが89kgまで上昇しました。
48歳、49歳と間を経て肺疾患を2年連続で患うことになり、50歳から食生活やスポーツを再点検して引き算と足し算の試みを実験開始となりました。
中略 去る4月22日に長崎の出島メッセで堀江貴文氏の「百年を楽しく生きる」というテーマに惹かれて申し込み、実際受講しました。しかし、彼のアンチエイジング法は「足し算的アプローチ法」だったので、写真撮りの権利は放棄して帰りました。
彼はまだ49歳ですから私のように50代、60代と体力的な衰えは感じていないため実感がないのかも知れないので仕方ありません。
50歳代から再開していたウオーキング道は、次第にエスカレートしていき九州各地で開催されていた「ウオーキング大会」に出場してトップでゴールできるように変身していきます。
20kmや30kmではだんだん満足できなくなり、もっと強烈な大会はないかと探していたらある人から佐世保島原間105kmで開催されている「イチマルゴウオークラリー」というのがあると教えてもらいました。
そして、満58歳でイチマルゴウオークラリーに初出場しました。結果は噂に違わず強烈で満身創痍でのゴールとなりました。それでも、17時間17分第73位の上位ゴールでひたので自信はついたと言えます。
-
前の記事
本田直之氏の『50歳からのゼロ・リセット』を読んで思うこと 2022.05.14
-
次の記事
後期高齢者の仲間入り考 2022.05.20